お知らせ

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花の文化園が取り組んでいる植物の保全

花の文化園が保全している植物の一例

花の文化園が保全している植物の一例



日本には、約7000種類もの花を咲かせる植物とシダ植物が自生しているといわれています。
しかし、開発や採取、私たちの生活による影響等で、生息地や生息数を大きく減らし、絶滅が心配されている種がたくさんあります。
これらを「絶滅危惧種」とよび、1790種の植物が指定されています(2020年)。

その中でも、人の活動の影響によって存続を妨げる事情が起きている種を、環境省が「国内希少野生動植物種」に指定し、
より一層の保護を図っています(2023年時、植物203種)。

花の文化園では、絶滅危惧種と国内希少野生動植物種に指定されている植物の他、
地域によっては希少になっている植物の生息域外保全や自生地調査、啓発活動など保全活動を行っています。



〔花の文化園が行っている保全活動の一例〕

ウエマツソウ、ホンゴウソウの自生地調査※(2020年度)
ムカゴサイシンの自生地調査※(2020年度)
ホロテンナンショウの自生地調査※(2018~2022年度)
ジュロウカンアオイの自生地調査※(2021~2022年度)
※環境省の補助を受け実施


他、クマガイソウやハザクラキブシ、カンアオイの仲間などの生息域外保全や、花の文化園内に自生しているキンラン、ギンラン、
ヒナノシャクジョウ、ホンゴウソウの保護なども行っています。